アボガドロ数(読み)アボガドロすう

百科事典マイペディアの解説

アボガドロ数【アボガドロすう】

純物質1モル中に含まれる分子の数。初めアボガドロの法則から決められたのでこのように定義されたが,イオンや原子からなる物質についても適用できることがわかり,現在では先の定義に原子,イオンなどをも含めていう。通常Nで表し,N≒6.022045×1023である。ロシュミット数をいうこともある。
→関連項目ブラウン運動ペランモル

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世界大百科事典 第2版の解説

アボガドロすう【アボガドロ数 Avogadro’s number】

原子,分子,イオン,電子などの物質粒子1mol中に含まれるそれらの粒子の数。基本定数の一つで,原子量の基準に従って,質量数12の炭素の同位体12Cの12g中に含まれる原子数で定義され,その値は6.0221367(36)×1023mol-1である((36)は最後の2桁に±36の誤差があることを示す)。名の由来はアボガドロの法則に基づくが,実際は1867年オーストリアのロシュミットJoseph Loschmidt(1821‐95)が論文の中で,1mm3中の気体の分子数の概算値を示したのが最初である。

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