アラカルト

精選版 日本国語大辞典 「アラカルト」の意味・読み・例文・類語

ア‐ラ‐カルト

〘名〙 (à la carte 「メニューによって」の意) 定食ランチに対して、一品ずつ自由に選んで注文する料理一品料理。お好み料理。
※大英游記(1908)〈杉村楚人冠後記「夕餐(ゆふげ)アラカルトで、勝手に好きな者をやる」

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デジタル大辞泉 「アラカルト」の意味・読み・例文・類語

ア‐ラ‐カルト(〈フランス〉à la carte)

献立表によって、の意》食堂などで、客が自由に選んで注文できる一品料理。「アラカルトメニュー」⇔ターブルドート

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栄養・生化学辞典 「アラカルト」の解説

アラカルト

 あらかじめ決められたコース料理でなく,一品ずつ注文できる料理.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアラカルトの言及

【メニュー】より

…あらかじめ料理の種類や順序を決める食事の献立のこと,またはレストランなどに用意された献立表をさす。ただし,フランスでは献立表はカルトcarteといい,一品料理を〈献立表によって〉の意のアラカルトà la carteと呼び,これに対する定食をムニュmenuと呼ぶ。食事や会合の目的に応じて,ディナー,カクテルパーティ,ビュッフェなど種々の形式にふさわしい献立を組むことは料理長のたいせつなしごととされている。…

※「アラカルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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