定食(読み)テイショク

精選版 日本国語大辞典 「定食」の意味・読み・例文・類語

てい‐しょく【定食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一定の献立による食事。定められた内容の食事。
    1. [初出の実例]「薬と定食(テイショク)以外にそんなものを口にするのは好くなからうと」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石友達)
  3. 食堂・料理屋などで一定の献立によっていくつか食品を取り合わせた料理。かつてはフルコースの食事、特に洋食ディナーをいうことが多かったが、現在では「献立のセット」という意味で広く用いる。「ハンバーグ定食」「天ぷら定食」など。
    1. [初出の実例]「パリについた晩、近所のうすぎたないレストランへいって、三フラン五十の定食を食った」(出典:日本脱出記(1923)〈大杉栄〉パリの便所)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「定食」の解説

ていしょく【定食】

飲食店で、あらかじめいくつかの料理が組み合わせてありセットで注文するもの。一般的に、主な料理に飯・小鉢汁物などを取り合わせたもので、「ハンバーグ定食」「さばのみそ煮定食」のように主な料理のあとにつけて献立名とする。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む