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アルバセテ Albacete

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルバセテ
Albacete

スペイン南東部,カスティリア・ラマンチャ州,アルバセテ県の県都。フカル川支流のバラソテ川沿いに位置する。はじめはムーア人の町で,1145年と 46年にキリスト教徒との間に激しい戦いが行われた。キリスト教徒の土地となったのち 1365年に再建され,18世紀初めのスペイン継承戦争では重要な役割を果した。製粉業や刃物工業があり,ことにアルバセテ製のナイフ,短剣は有名。町は南の山の手が古い。中心となる大聖堂 (16世紀) は聖フアン・バウティスタに捧げられたもの。博物館もある。人口 12万 8718 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルバセテ
あるばせて
Albacete

スペイン南東部、ムルシア地方アルバセテ県の県都。人口14万8934(2001)。フーカル川上流の高原上、標高685メートルにある。ムーア人の建てた町で、名称は平野を意味するアル・バシトAl-basitに由来。スペイン内戦(1936~1939)中は政府軍の重要拠点の一つで、国際旅団司令部が置かれた。付近ではブドウと、スペインが世界の主産国となっているサフランの栽培が行われ、その商業中心地。また、柄(つか)に象嵌(ぞうがん)や彫刻を施した短剣や反り身の刀身をもつ飛び出しナイフが特産物として有名。[田辺 裕・滝沢由美子]

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