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アングロ・サクソン語 アングロサクソンごAnglo‐Saxon

世界大百科事典 第2版の解説

アングロサクソンご【アングロ・サクソン語 Anglo‐Saxon】

古英語Old English(略称OE)の別称。5世紀中ごろ以来ヨーロッパ大陸,ことにユトランド半島およびエルベ川下流地方から大量にイングランドに移住したゲルマン族のジュート人,アングル人,サクソン人がもたらした低地ドイツ語諸方言で,ケルト系の先住民族の言語を制圧し,イングランドの主たる言語となった。英語史で古典語と呼ぶ時期は11世紀末まで。各部族の定住した地域により,南東部のケント(ジュート),南西部の西サクソン,中部のマーシア(アングル),北部のノーサンブリア(アングル)の4方言に分かれる。

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世界大百科事典内のアングロ・サクソン語の言及

【英語】より


[古英語]
 Old English,略称OE。イングランドに渡来したゲルマン族がアングロ・サクソン人と総称されたことからアングロ・サクソン語とも呼ばれる。OEの時代区分については,OEが記録として現れるのが7世紀末なので,700年をOEの始めとする見方もあり,またOEで書かれた《アングロ・サクソン年代記》の記録の最終年が1154年であることから,(ことに書きことばについては)12世紀半ばをこの期の終りとする見方もある。…

【リンディスファーンの書】より

…装飾モティーフにはケルト系らせん文,ゲルマン系動物組紐文,地中海系福音記者像等,多様な源泉が合流している。アルドレッドがラテン語テキスト行間に加えたアングロ・サクソン語(古英語)による逐語訳は,最古の福音書英訳として知られる。現在,ブリティッシュ・ライブラリー蔵。…

※「アングロ・サクソン語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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