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ジュート ジュートjute

翻訳|jute

6件 の用語解説(ジュートの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジュート
jute

黄麻 (こうま) ともいう。シナノキ科ツナソ (綱麻) ,シマツナソ Corchorus olitoriusの通称名で,またこれからとる繊維の名でもある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

ジュート

コウマ(黄麻),ツナソとも。中国あるいはインド原産とされる繊維作物で,シナノキ科の一年草。茎は紅〜黄緑色で高さ1.5〜3m。葉は披針形で長さ10〜20cm,縁には鋸歯(きょし)がある。
→関連項目アサ(麻)アマゾナスイチビエスパドリーユケナフ植物繊維繊維作物ネグロ[川]モロヘイヤ

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世界大百科事典 第2版の解説

ジュート【jute】

麻袋などの粗布に広く利用される,強く紡績しやすい植物性の靱皮繊維,およびこの繊維をとる植物の総称。繊維はツナソCorchorus capsularis L.(コウマ(黄麻)ともいう。英名white jute)とシマツナソC.olitorius L.(タイワンツナソともいう)の2種のシナノキ科一年草から採取されるが,前者の方が品質がよくて収量も多いので広く利用される。 ツナソは,インドあるいは中国の熱帯地域が原産と考えられ,古くから栽培されていた。

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大辞林 第三版の解説

ジュート【jute】

綱麻つなそ、また綱麻の繊維。粗くて弱い。穀物を入れる袋・包装布などに用いる。黄麻。印度麻。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジュート
じゅーと
jute

織物原料の一つで、黄麻(こうま)の粗皮(あらかわ)を浸水分解し、紡績用繊維としたものをさすが、単に原料をジュートとよぶこともある。原産地は中国といわれるが、おもな産地はインド、パキスタンにあり、日本でも多少栽培されている。繊維は褐色あるいは緑色を帯び、一種の光沢があるが、繊維質は弱く、漂白が困難であるため、しだいに変色して繊維の強さが弱くなることがある。これを織物にして帆布、雨覆い、包装に用いる。[角山幸洋]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のジュートの言及

【アサ(麻)】より

…また,広義にはタイマに類似した靱皮繊維を採る植物,およびその繊維の総称でもある。アサと呼ばれる植物には,タイマ(アサ科)のほかに植物学的には直接的な類縁がないチョマ(苧麻,カラムシ),ボウマ(莔麻,イチビ),コウマ(黄麻,ジュート,ツナソ),アマ(亜麻),ケナフ(洋麻)などがある。タイマと同様これらの茎の表皮のすぐ下の部分(靱皮)から繊維が採れる。…

【麻織物】より

…おもなものに亜麻(フラックス。織ったものをリネンと呼ぶ),苧麻(ちよま)(ラミー,カラムシともいう),大麻(ヘンプ),黄麻(ジュート,つなそともいう),マニラ麻,サイザル麻などがある。麻類はそれぞれ相違はあるが,多くは繊維細胞が集まって繊維束を形づくっており,繊維束の繊維素以外に表皮や,木質部,ゴム質,ペクチン質などを含有しているので,より細かく分繊して糸にし織物にするのが良く,ロープ,紐類などは繊維束をそのまま撚り合わせて使用する。…

【バングラデシュ】より

…輸出加工区の拡大と新設をシェイク・ハシナ政権は打ち出しているが,そのためにも政情の安定が重要な要件となる。 輸出構造は,ジュートおよびジュート製品が突出していた独立時とは様変りし,1980年代から90年代を通じて急成長した縫製品の輸出が全輸出の53%を占める。それに続くのが,それぞれ全輸出の10%を占める冷凍食品と最近急成長したニット製品,それに息を吹き返してきたジュート製品である。…

※「ジュート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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