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イカリア島 イカリアとうNísos Ikaría

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イカリア島
イカリアとう
Nísos Ikaría

ギリシア,エーゲ海東部の島。サモス島の西南西約 20kmに位置し,南スポラデス諸島に属する。南西-北東方向に延びる細長い山がちな島で,東部南岸に中心集落アイオスキリコスがある。 1913年までオスマン帝国領。主産業は農業で,ブドウ,イチジク穀類を栽培。硫黄鉱泉がある。近海でイカロスが墜死したという神話で知られる。面積 255km2。人口約 8000。

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デジタル大辞泉の解説

イカリア‐とう〔‐タウ〕【イカリア島】

IkariaΙκαρίαギリシャ、エーゲ海東部の島。旧称ニカリア島。中心地はアギオスキリコス。ギリシャ神話では、この島の近海でダイダロスの息子イカロスが墜落したとされる。紀元前8世紀頃に植民都市が築かれ、後に僭主ポリュクラトスのサモスに吸収された。中世にジェノバ共和国、近代までオスマン帝国の支配下にあった。20世紀初めの一時期、イカリア自由国を建国して独立したが、3か月でギリシャに併合された。古くから温泉地として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イカリア島
いかりあとう
Ikara

ギリシア南東部、南スポラデス諸島の島。小アジア西岸沖、サモス島の南西21キロメートルにある。東西約40キロメートル、南北3~9キロメートル。面積255平方キロメートル、人口約8000。中心町は東岸のアギオス・キリコス。旧称はニカリアNicaria(中世)、カリオトKariot、アキリアAkhigriaであった。山がちな地中海式農業地帯で、おもな産物はぶどう酒と小麦。南岸には古代から知られる硫黄(いおう)鉱泉がある。ギリシア神話では、この近海でイカロスが墜死したという。古代や中世の遺跡が多くある。1913年までトルコ支配下にあった。[真下とも子]

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