イソギンチャク類(読み)イソギンチャクるい(その他表記)sea-anemone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イソギンチャク類」の意味・わかりやすい解説

イソギンチャク類
イソギンチャクるい
sea-anemone

刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目に属する種類の総称。体はポリプ型(→ポリプ)で,口盤,体柱,足盤からなる。触手の数は基本的には 6の倍数(種によりほぼ一定)で口盤の周囲に輪生する。胃腔は内面壁から中心に向かって伸びる隔膜によって 6個以上に区分されている。隔膜には刺胞をもつ隔膜糸や生殖巣などがある。肛門は未分化。触手には多くの刺胞があって,刺胞に触れた獲物に毒針を打ち込み,麻痺させて捕える。多くは雌雄異体で,体外受精をするものがほとんどである。すべて海産で,大多数が岩などに吸着して生活する。単独ですみ,群体はつくらない。また,ヤドカリ類や短尾類と共生するものもいる。(→刺胞動物,花虫類,無脊椎動物)

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