インターナショナル・ペーパー(英語表記)International Paper Co.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インターナショナル・ペーパー
International Paper Co.

世界最大のアメリカの製紙会社。 1898年に製紙会社 18社が合同して設立,その後多数の会社を買収して成長,1928年インターナショナル・ペーパー・アンド・パワーと変更したが,41年現社名に復した。アメリカとカナダに約9万 7000km2森林資源を所有するアメリカ最大の土地所有会社でもある。第2次世界大戦後,保守的な経営を続け,これらの膨大な森林には手をつけず,新分野の開発に立ち遅れたが,68年経営を刷新して積極経営に転じ,多角化を進め,近年は資源分野にも進出。海外活動も活発で,海外子会社など 80以上をもつ。 92年にイスラエルの電子カラー印刷機器メーカーのサイテック社に資本参加。事業内容は新聞用紙,一般用紙,産業用紙,パルプ段ボール・牛乳容器・カードなどの板紙製品,建材,医療・保健機器,不織布の製造・販売のほか米の生産も手がける。また子会社ゼネラル・クルーデ・オイル (1975買収) は原油・天然ガス探査・開発・生産を行う。年間売上高 200億 9600万ドル,総資産 267億 5400万ドル,従業員数8万 7000名 (1997) 。

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