インテグレーション(英語表記)integration

翻訳|integration

精選版 日本国語大辞典 「インテグレーション」の意味・読み・例文・類語

インテグレーション

〘名〙 (integration)
教育で、数個教科教材などを有機的に統一し指導すること。
障害児教育で、障害児を普通の児童と一緒に教育すること。統合教育

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デジタル大辞泉 「インテグレーション」の意味・読み・例文・類語

インテグレーション(integration)

統合の意》
教育で、分離した教科や教材などを有機的に統合し指導すること。
障害をもつ児童を通常学級で一般の児童とともに教育すること。統合教育。
差別を撤廃し統合すること。
数学で、積分法

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栄養・生化学辞典 「インテグレーション」の解説

インテグレーション

 ウイルスゲノムプラスミドが,染色体DNAと組換えを行って,染色体DNAの一部になる現象

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インテグレーション」の意味・わかりやすい解説

インテグレーション

統合」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のインテグレーションの言及

【経営・経営管理】より

…このころまで通常の企業がとった成長戦略は,自己の所属する産業ないし主要製品において圧倒的な市場占有率を実現しようとするものであった。そのための企業統合インテグレーションintegrationを若干別の観点からみると,自己の主力製品ないし事業と競合する企業を統合する水平的統合と,自己の主要製品ないし事業に対し,前後の過程にある製品あるいは事業を運営している企業と統合する垂直的結合とからなっている。さらに後者は,たとえば石油精製企業をとると,原油採掘企業を統合する後進的垂直的結合,ガソリン販売企業を統合する前進的垂直的結合に分かれる。…

【契約農業】より

…農畜産物の生産者(農民)と需要者(加工業者を含む)との間に,あらかじめ売買(先買権)を約束(契約)して生産を行う農業。流通取引の一形態であるとともに,インテグレーションintegration(垂直的統合)の基礎形態である。契約農業という場合,(1)取引価格,(2)取引数量と規格,(3)出荷時期,(4)代金決済方法など基本条項を決めて生産を行うのが特色になっている。…

【ソーシャル・アドミニストレーション】より

…しかし1950年代には,実践からさかのぼってその行政さらには政策を視野に入れ,それらのあり方を問うところに関心が移行し,福祉の社会化が主要課題となる。施設収容ケアに代わってコミュニティ・ケアが志向され,その流れはやがて障害者,高齢者のノーマライゼーションないしインテグレーション(正常化,統合化と訳される。高齢者,障害児,障害者について,従来とかく家庭生活,教育,雇用など通常の社会生活の場から引き離して福祉を図ってきたのを改めて,正常な社会生活に統合したなかで福祉が保障さるべきだとする理念)につらなってゆく。…

【農産物市場】より

…なお豚や鶏,とくにブロイラーで,総合商社や飼料メーカーが中心になり,長期契約や資本系列化を通して資材供給,家畜飼養,処理加工,卸小売の諸段階を統合する形態が現れている。これがいわゆるインテグレーションである(〈契約農業〉の項参照)。(6)政府管理型 日本では,タバコ,米が政府の直接管理下にあり,麦類も形は間接統制であるが,事実上政府管理下にある。…

【福祉社会】より

…本来〈必要の王国〉と〈自由の王国〉とを区分するために考えられたシビル・ミニマムが,かえってどこまでも公の責任を追及するスローガンに変質したのも,けだし当然であった。コミュニティ・ケア,ノーマライゼーションないしインテグレーション(正常化,統合化)――高齢者,障害児,障害者について,従来とかく家庭生活,教育,雇用など通常の社会生活の場から引き離して福祉を図ってきたのを改めて,正常な社会生活に統合したなかで福祉が保障さるべきだとする理念――といった地域ケアの理念も,コストのかかる施設ケアを支える公的責任を回避して,安上がり福祉を目ざすものと非難されることが多かった。 日本では,経済システムも早くから日本株式会社といわれるほど官民一体型であり,もともと自由市場経済の基盤が弱いところへ,社会主義の立場からもひたすら福祉国家が追求されてきた。…

【養鶏】より

…土地の所有利用の制約から解放されていることは,ニワトリの個体差が少なく飼養技術の水準が高いこととあいまって,養鶏経営の規模を容易に巨大化させる(養鶏の工業的性格と呼ばれる)。また生産費の過半が飼料費であることは,飼料産業と養鶏産業を強く結びつける(垂直的統合=インテグレーション)。
[世界と日本の養鶏]
 1995年の世界全体のニワトリ飼養羽数は約127億羽であるが,国別には中国(28億羽),アメリカ(18億羽)を二大国とし,以下ブラジル,インドネシア,インド,ロシア,日本と続く。…

※「インテグレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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