コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウィンドラス windlass

翻訳|windlass

2件 の用語解説(ウィンドラスの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ウィンドラス【windlass】

揚錨(ようびよう)機ともいう。錨を引き上げるための甲板機械で,ふつうは船首の甲板上に設ける。ごく小型の60kgくらいの重量の錨用には手動式もあるが,大型船ではすべて動力式である。錨鎖がはまり込む形状・寸法の鎖溝をもつ巻取車輪を備え,これを歯車で回転させながら巻き揚げ,巻き揚げた錨鎖は錨鎖庫に下ろす。投下の際にはクラッチを外して巻取車輪を空転させ,錨の自重を利用する。またふつう巻取車輪の両軸端には綱巻胴が設けられており,これで係船用の索の巻取りも行われる

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィンドラス
うぃんどらす
windlass

船首に格納された錨(いかり)を海中に投下したり、投錨(とうびょう)中の錨を揚収するために用いる機械。揚錨機(ようびょうき)ともいう。錨は、錨鎖庫(びょうさこ)(チェーンロッカー)に収納されているアンカーチェーン(錨鎖)と連結しており、チェーンの繰出し、繰込み操作により錨の投下、揚収が行われる。ウィンドラスは水平軸回りに回転するケーブルホルダー(ジプシーホイール)をもっており、これがアンカーチェーンとかみ合い、その回転操作によってチェーンの巻込み、巻出しを行う。この回転駆動は、蒸気圧や電動モーターで行うとともに、錨を投下する場合にはフリーに回転できるようになっている。またウィンドラスの回転軸の両端にワーピングドラムがつけられ、係留索の巻込み、巻出し操作に利用されている。[岩井 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ウィンドラスの関連キーワード美容錨を打つ錨を下ろす息を引き取る微恙棒引き妖美御講日和掻き上げる刃引き

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone