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ウスベニニガナ Emilia sonchifolia (L.) DC.

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世界大百科事典 第2版の解説

ウスベニニガナ【Emilia sonchifolia (L.) DC.】

アフリカからアジアの熱帯・亜熱帯にかけて広く分布するキク科の一年草(イラスト)。琉球ではやや普通にみられるが,静岡県以西の本州や四国,九州の暖かい地方では夏季にしか姿を見せない。熱帯域では開花前の植物体を野菜とする。草丈は40cm内外。茎は細く,しばしば基部で分枝し,数本が傾上する。下葉には翼のある柄があり,葉身が円い。上葉は基部が茎を抱くようにつき,卵状披針形である。上・下葉とも縁には突起があり,茎とともに粉緑色である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウスベニニガナ
うすべににがな / 薄紅苦菜
[学]Emilia sonchifolia (L.) DC.

キク科の一年草。高さ40センチメートル。名は、植物体の形や大きさがややニガナ(キク科の多年草)に似るのでつけられたが、ニガナとは直接の類縁関係はない。ニガナとは異なり、葉をちぎっても乳液は出ない。また、ニガナの小花は両性の舌状花であるが、本種の小花は両性の筒状花である。ウスベニは小花の花冠が淡紅色であることによる。葉の裏が紅紫色となるものもある。世界の熱帯に分布し、日当りのよい土手や道端に生え、沖縄ではよくみかけるが、九州、四国、本州では多くない。[小山博滋]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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