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ウンバンダ umbanda

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世界大百科事典 第2版の解説

ウンバンダ【umbanda】

ブラジルにおけるアフリカ色の濃い心霊主義的習合宗教の総称。語源的には医師,呪医,祭司の意。おもな習合要素はアフリカ宗教,カトリック,心霊主義,ブラジル原住民の宗教である。16世紀以来砂糖プランテーションの労働力として,おもにアフリカ西海岸から強制移住させられた黒人奴隷の宗教が母体となってはいるが,新大陸の条件下で大きく変貌し,他宗教との習合も激しいので,一概にアフリカ宗教と呼ぶのは適当でない。アフリカにおける出自文化の差も大きく,スーダンヨルバ文化の影響の強いのをカンドンブレコンゴアンゴラバントゥー色の濃いのをマクンバと呼ぶ。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のウンバンダの言及

【ラテン・アメリカ】より

…ハイチで盛んなブードゥー教もこの流れをくむ祭祀集団であり,キューバにはニャニーゴÑanigoという,荒々しい歌舞によってアフリカの神々が憑依する秘儀団があり,ブードゥーの神々と習合して複雑化している。ブラジルの黒人宗教も同じ傾向をもつが,なかでもサン・パウロ市に本部をもつウンバンダは1960年以降,都市中産階級に浸透し白人信徒を擁して反白人的色彩を稀薄化させている。19世紀にはフランスからカルデシスモkardecismoの心霊術の影響が現れ,ブラジル黒人宗教にオカルト的色彩が強まる。…

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