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エアランドバトル エアランドバトルAir-land Battle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エアランドバトル
Air-land Battle

アメリカ陸軍が 1980年代中頃に導入した,ワルシャワ条約機構軍に対する作戦構想で,空地統合戦と訳す。ソ連軍を中心とした大規模な戦力に対し,最前線とその後方に控置された部隊に空地同時攻撃をかけようというもの。ソ連軍は 80年代中頃に機動作戦グループと呼ばれる大規模な統合兵力を第1梯団と第2梯団に分け,第1梯団が北大西洋条約機構 NATO軍の防衛線を突破した場合,その突破口に第2梯団を集中的に投入し勝利を得る作戦を立案した。この第1梯団と第2梯団に同時攻撃を行うのがエアランドバトル構想である。エアランドバトル作戦では全戦線にわたって縦深攻撃を行うため,従来の火砲,戦車のほか短距離ミサイル,多連装ロケット,攻撃ヘリコプタといったハイテク兵器が動員される。またこれら兵器システムを運用するために高度な指揮・管制・通信能力が要求される。 91年の湾岸戦争ではエアランドバトル作戦が大いに活用された。

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