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エイレイテュイア エイレイテュイアEileithyia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エイレイテュイア
Eileithyia

ギリシア神話の女神ゼウスヘラの娘で,ヘラに忠実に仕え,出産のことを司る。レトがアポロンとアルテミスを分娩しようとしたときには,ヘラの命令によって出産を遅らせ,生みの苦しみを9日9夜続けさせた。またアルクメネヘラクレスを生んだときも,ヘラの意を体してこの英雄の出生を遅らせ,エウリュステウスのほうを先に生れさせた。これがヘラクレスが暗愚なエウリュステウスに家臣として仕えなければならない運命をもつ原因となったという。

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百科事典マイペディアの解説

エイレイテュイア

ギリシア神話で出産をつかさどる女神。しばしばヘラ,アルテミス,ローマ神話ユノルキナと同一視される。

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世界大百科事典内のエイレイテュイアの言及

【ヘラクレス】より

… ゼウスがアンフィトリュオンAmphitryōnの妻アルクメネAlkmēnē(二人とも英雄ペルセウスの孫)に生ませた子で,彼がテーバイの地で生まれようとした日,ゼウスは妃ヘラに,今日生まれるペルセウスの後裔はアルゴスの支配者となろうと語った。つねづね夫の素行に目を光らせていたヘラはこれを聞くと,お産の女神エイレイテュイアEileithyiaに命じてヘラクレスの誕生を遅れさせる一方,アルクメネの従兄にあたるアルゴス王ステネロスSthenelosの子エウリュステウスEurystheusを先に生まれさせた。彼女はさらに赤児のヘラクレスを殺そうとその揺りかごに2匹の蛇をはいこませたが,将来の英雄はなんなくそれを締め殺した。…

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