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エチェガライ José Echegaray

百科事典マイペディアの解説

エチェガライ

スペインの劇作家。数学者として教鞭をとった後,政界に転じて大蔵大臣をも務めた。スペイン銀行の創立者としても知られる。1904年ノーベル賞。代表作は,世間の噂の悲劇的な結末を描いた《恐ろしき媒(なかだち)》と名誉をテーマとした《拭われた汚辱》。

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世界大百科事典 第2版の解説

エチェガライ【José Echegaray y Eizaguirre】

1832‐1916
スペインの政治家,劇作家。工学者・数学者として教鞭を執ったが,後に政界に転じ,建設大臣(1868),大蔵大臣(1874)を務めた。スペイン銀行の創立者としても知られる。劇作家としての活躍は1874年からで,1904年ノーベル文学賞を受賞した。しかし,現在では彼の演劇はあまりにも非現実的で,俗受けを狙った仰々しさの目立つ,騒がしいだけのものとされる。これはまた,当時の有識者の意見でもあった。メロドラマ的な作品と社会派的傾向の作品とがあるが,デュマイプセンなどの影響が認められる。

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大辞林 第三版の解説

エチェガライ【José Echegaray y Eizaguirre】

1832~1916) スペインの劇作家。代表作「恐ろしいなかだち」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エチェガライ
えちぇがらい
Jos Echegaray
(1832―1916)

スペインの劇作家。数学者、経済学者、政治家として成功を収めたのち、40代から劇作に専念し、『狂か聖か』(1877)で名声を博した。技巧的で大衆性のある作品を得意とし、世紀末の劇壇に君臨した。おもな作品としては三角関係を描いた『大いなるなかだち』(1881)、象徴劇『狂える神』(1900)がある。1904年ノーベル文学賞受賞。[桑名一博]

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世界大百科事典内のエチェガライの言及

【スペイン演劇】より

…彼らは運命論者であり,また,好んで伝説や歴史に題材を求めた。これに対し,エチェガライは,伝説や史実に題材を求めようとはせず,また,懐疑主義的である点で彼らと異なる。デュマやイプセンなど外国の作家の影響を受け,ときに社会派的傾向もみせるものの,一言でいえば,彼の作品はメロドラマである。…

※「エチェガライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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