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エディントン光度 Eddington luminosity

法則の辞典の解説

エディントン光度【Eddington luminosity】

宇宙天体は重力でまとまっているが,光や電磁波を放出し始めると,外向きの放射圧がだんだん増大し,ある明るさに達した段階で放射圧が重力に打ち勝ってしまう.このときの光度をいう.重力は質量に比例するから,もし太陽の十倍の質量をもつブラックホールがあれば,そのエディントン光度は1032 J・s-1 となる.エディントン限界*も参照.

ところが,大光量X線源(ULX)と呼ばれるものがあり,この光度は ~ 1033 J・s-1 もある.この原因はいまのところわからない.単純に考えれば質量が太陽の百倍以上もあるブラックホールの存在を示すことになるが,それほど大量の質量の集積を可能にするメカニズムは,いまのところだれも示唆にすら成功していない.

出典|朝倉書店法則の辞典について | 情報

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