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オオヒナノウスツボ(読み)おおひなのうすつぼ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオヒナノウスツボ
おおひなのうすつぼ / 大雛臼壺
[学]Scrophularia kakudensis Fr.

ゴマノハグサ科の多年草。数本の根が肥大して紡錘状になる。茎は直立して高さ1メートルほどになる。葉は卵形で多くの鋸歯(きょし)がある。夏、上部に円錐(えんすい)花序をつくり多くの花をつける。花冠は暗紅紫色で壺(つぼ)形。(さくか)は卵形。山地の林縁や草地に生え、北海道、四国、九州さらに朝鮮に分布する。名は、ヒナノウスツボに似るがより壮大なのでいう。中国の薬用植物の玄参(げんじん)S. mingpoensis Hemsl.に近縁である。[山崎 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のオオヒナノウスツボの言及

【ゴマノハグサ】より

…ゴマノハグサや中国南部にみられるS.ningpoensis Hemsl.の根を乾かしたものを,漢方薬で玄参(げんさん)というが,血圧降下作用を有し,のどの病気の薬とする。 同属のものにオオヒナノウスツボS.kakudensis Franch.,ヒナノウスツボS.duplicateserrata (Miq.) Makinoがある。共に花が暗紅紫色であるので,ゴマノハグサから区別される。…

※「オオヒナノウスツボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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