旺文社世界史事典 三訂版 「オクスフォード大学」の解説
オクスフォード大学
オクスフォードだいがく
Oxford University
オクスフォードはロンドンの北西約80㎞にある古くからの政治的・軍事的要地で,ヘンリ1世のときに宮殿がつくられ,経済的にも繁栄した。この宮殿で僧侶の教育が始まり,12世紀後半ヘンリ2世のとき,パリ大学を範として,大学の形を整え,13世紀後半より独特の学寮(カレッジ)制が創設された。ロジャー=ベーコン・ドゥンス=スコトゥス・ウィクリフらがでて,イギリス神学の中心となった。女子の入学は1920年から認められた。
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