オプス(その他表記)Ops

デジタル大辞泉 「オプス」の意味・読み・例文・類語

オプス(〈ラテン〉opus)

作品の意》作曲家の作品に制作年代順に番号をつけるのに用いる語。オーパスオープス略号op.

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精選版 日本国語大辞典 「オプス」の意味・読み・例文・類語

オプス

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] opus 「作品」の意 ) 音楽用語通常 op. と略して作曲家の作品に制作年代順の番号をつけるのに用いられる。オーパス。オープス。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オプス」の意味・わかりやすい解説

オプス
Ops

古代ローマの豊穣女神。ローマ人がギリシア神話クロノスと同一視した農業神サツルヌスと深い関係にあったために,クロノスの妻レアとも,またキュベレとも同一視されたが,一方ではオプスコンシワと呼ばれて,地下穴蔵に保存される穀物の守護神コンススとも密接に結びつけられていた。

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世界大百科事典(旧版)内のオプスの言及

【レア】より

…兄弟のクロノスの妻となって女神ヘスティア,デメテル,ヘラ,男神ハデス,ポセイドンを生んだが,クロノスがそれらの子を次々にのみこんだため,末子ゼウスの出産時には,夫を欺いてむつきにくるんだ石をのませ,ゼウスをひそかにクレタ島で育てたという。彼女は一般に小アジアの大母神キュベレと,またクロノスをみずからの農耕神サトゥルヌスと同一視したローマ人には,その妃で豊穣の女神オプスOpsと同一視された。【水谷 智洋】。…

※「オプス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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