オークニー[諸島](読み)オークニー

百科事典マイペディアの解説

オークニー[諸島]【オークニー】

英国,スコットランド北方にあり,70以上の島々からなる。ポモナ(メーンランド),ホイ,サンデーなど約20島に人が住む。ペントランド海峡でスコットランド本土と隔てられ,一般に低平で,旧赤砂岩からなる。北緯59°にあるが気候温暖。スコットランドでは農業の生産性が最も高く,漁業(ニシン,タラ),家禽(かきん)飼育がおもに行われる。新石器時代の遺跡がある(1999年世界文化遺産に登録)。9世紀ノルウェー人が侵入,植民。15世紀スコットランド領。主都カークウォール。約990km2。2万1000人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

オークニー[諸島]【Orkney Islands】

イギリス,スコットランド北東沖にある諸島。ローマ時代の呼称はオルカデスOrcades。約70の島からなり,総面積974km2,人口2万(1995)。本土とは最狭部で幅10kmのペントランド湾によって分離され,主島のメーンランド(ポモナ)島のほか,ホイ島,サンデー島,ウェストレー島など約20の島に住民がいる。ホイ島を除いて全般に低平で,肥沃な砂質ロームがおおい,また海洋性の温和な気候のため,集約的農業が営まれ,肉牛鶏卵,羊毛,大麦などを本土へ送り出す。

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世界大百科事典内のオークニー[諸島]の言及

【イギリス】より

…こうした自然のため不毛地が広く,粗放的牧羊とエンバクの栽培がみられるにすぎない。またヘブリディーズ諸島など周辺島嶼も漁業と牧羊を中心とする過疎地域であったが,北海油田の開発に伴ってシェトランド諸島,オークニー諸島には原油基地が建設され,地域開発が推進されている。(2)中部 南北を断層線で画された低地帯で,スコットランドの政治・経済の中心地をなす。…

※「オークニー[諸島]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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