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オーソコーツァイト

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百科事典マイペディアの解説

オーソコーツァイト

おもに円磨された石英の粒子からなるケイ質の砂岩。石英粒子の間は石英で膠結(こうけつ)されている。安定な大陸上で,石英以外の鉱物のほとんどが風化分解するような環境,または淘汰・運搬を繰り返してほとんど石英の粒子のみが堆積するような環境で形成されたと考えられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

オーソコーツァイト【orthoquartzite】

石英粒がシリカ(無水ケイ酸)で膠結(こうけつ)された純粋なケイ質砂岩。淘汰が良く,一般に90~95%以上の砂粒が円磨された石英からなる。ガラス光沢を有し,灰~白色のほか赤,青など多様の色を呈する。大陸的環境でよく形成される。先カンブリア時代に多いが,種々の地質時代にもみられる。日本では地層としては存在せず,ごくまれに礫(れき)として地層中に混入している。広くケイ岩に含まれるが,日本でケイ岩と呼ばれてきたものは結晶化したチャートやほとんど石英からなる変成岩が多い。

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世界大百科事典内のオーソコーツァイトの言及

【黒潮古陸】より

…西南日本外帯南半の四万十(しまんと)帯(区)堆積域の形成時,南方に存在したとされる陸地(紀州四万十帯団体研究グループ,1970提唱)。四万十帯の白亜紀,古第三紀のフリッシュ型砕屑(さいせつ)性堆積物は,堆積学的解析によると,主として北側の内帯から側流ないし軸流により供給されたが,南からの側流を示す古流系も各地で認められ,レキ岩層の礫(れき)の構成や放射年代から,黒潮古陸には白亜紀酸成火成岩類などのほかに,より古期のオーソコーツァイトもあったとされる。オーソコーツァイト層の形成には乾燥大陸的環境下の砂漠風成(ないしそれに由来する縁辺海浜成など)の条件が必要とされるので,大規模な大陸の存在が推定された。…

※「オーソコーツァイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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