オーディオブック(読み)おーでぃおぶっく(その他表記)audiobook

翻訳|audiobook

デジタル大辞泉 「オーディオブック」の意味・読み・例文・類語

オーディオ‐ブック(audio book)

書籍内容を読み上げて、カセットテープCD・DVDなどに録音したもの。近年では、インターネットを通しての配信ダウンロードでの購入形態が主となっている。朗読ほか講演落語など分野は多岐にわたり、語学学習にも利用される。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーディオブック」の意味・わかりやすい解説

オーディオブック
おーでぃおぶっく
audiobook

本や雑誌などの文章を人間が読み、録音したもの。「耳で聴く本」という意味の造語である。かつては、カセットやCDなどのメディアで提供されたため、カセットブックやCDブックともよばれていた。

 日本では1980年代に流行し、その後、一時、利用者は減ったが、デジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンなどの普及で、MP3(エムピースリー)などのデジタルデータ化されたオーディオブックの利用者が増えている。インターネットでは、アマゾンをはじめ、オーディオブック専門の販売サイトも登場し、データのダウンロード購入という形態が広まっている。アップルが提供するiTunes Store(アイチューンズストア)にもオーディオブックというジャンルが設けられている。

 書籍などを読み上げて音声化したものだけでなく、講演会やラジオドラマ、語学をはじめとする学習番組、落語・講談なども、オーディオブックのジャンルに入っている。

[編集部]

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図書館情報学用語辞典 第5版 「オーディオブック」の解説

オーディオブック

書籍内容をそのまま録音した音声コンテンツを指す.媒体としてはカセットテープやCD-ROMなどが使われてきたが,近年,インターネット上でのダウンロード配信が増えてきた.アメリカでは早くから一般的に認知され普及していたが,日本ではデジタル・オーディオ・プレイヤーや携帯情報端末の普及に伴い認知度が高まり,急速に広まっている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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