オーラブ[2世](読み)オーラブ

百科事典マイペディア 「オーラブ[2世]」の意味・わかりやすい解説

オーラブ[2世]【オーラブ】

ノルウェー王(在位1015年―1028年),聖人官僚制キリスト教による統一を目指したが,イングランド・デンマーク王クヌットらに阻まれて,再起途上に没。北欧最初の聖人として奇跡譚や記念行事が多く残り,トロンヘイムの聖オーラブ教会は巡礼地となった。

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