オーランド諸島(読み)オーランドショトウ(英語表記)Åland

デジタル大辞泉 「オーランド諸島」の意味・読み・例文・類語

オーランド‐しょとう〔‐シヨタウ〕【オーランド諸島】

Ålandフィンランドスウェーデンの間のボスニア湾入口に位置する諸島。フィンランド語名アハベナンマー諸島。古くから海上交通要地で、1809年にロシア領、1921年にフィンランド領となった。スウェーデン系の住民が多く、フィンランド領ではあるが自治政府をもつ。主都は、アハベナンマー島のマリエハムン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーランド諸島」の意味・わかりやすい解説

オーランド諸島
おーらんどしょとう
Åland

スウェーデンとフィンランドの間にあるボスニア湾の入口に位置する諸島。フィンランド語名アハベナンマー。

[編集部]

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「オーランド諸島」の解説

オーランド諸島(オーランドしょとう)
Ahvenanmaa[フィンランド],Åland[スウェーデン],Aland[英]

ボスニア湾口にあるフィンランド領の諸島。12世紀来スウェーデン領であったが,1809年ロシアに割譲され,1921年,スウェーデンの主張を退けた国際連盟裁定によって,フィンランドの一部となる。第一次世界大戦後,中立・非武装化された。スウェーデン文化の影響が色濃く,現在でもスウェーデン語系住民が人口の95%を占めている。また,フィンランドの特別自治区として自治権を有している。

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改訂新版 世界大百科事典 「オーランド諸島」の意味・わかりやすい解説

オーランド[諸島]
Åland

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