翻訳|cashmere
カシミヤ・ショールともよばれ、インドのカシミール地方のカシミヤヤギや、チベットのヤギの軟毛(なんもう)を使って細く紡績したのち綾織(あやおり)にしたうえに、刺しゅうまたは縫い取りによって緻密(ちみつ)な伝統的文様を表した毛織物。16世紀から18世紀にかけて盛んに製織され、製品は世界的に賞美されたが、機械生産の発達により衰退した。現在、カシミヤと称しているのはこれとは別で、カシミヤ毛を使って平織または綾織とし、製織ののち縮絨(しゅくじゅう)・起毛して毛並みを一方にそろえて伏せ、光沢を出したものである。手ざわりがきわめて柔らかく、しかも軽いため、オーバー地、襟巻地などに使われる高級の紡毛織物である。しかし強度が比較的弱いのが欠点で、取扱いには慎重を要する。
[角山幸洋]
北インド・カシミール地方,中国南西地区,チベット,イラン,イラクなどで産するカシミヤ山羊から採取した獣毛.ほかの繊維よりも羊毛に似ている.細くて柔らかい断面円形のわた毛が重要で,直径約15 μm,長さ3~8 cm で,色調により紫カシミヤ,褐色カシミヤに分けられる.弾性にすぐれ,保温性が良好のため,シャツ,セータ,カーディガンなどに用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…インドのカシミール地方でヤギの毛を紡いでつくられた最高級の毛織物。カシミヤともいう。カシミア・ショールの名で世界に名高く,もともと王侯貴族の衣料,ショールとして用いられていた。…
※「カシミヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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