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カネミ油症救済 かねみゆしょうきゅうさい

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知恵蔵2015の解説

カネミ油症救済

1968年、北九州市のカネミ倉庫製食用米ぬか油を原因としてがんや皮膚炎、内臓疾患、死産などの被害が西日本に起きた食品公害カネミ油症事件という。80年代、下級審の判決で原告829人に総額約27億円の損害賠償仮払金が国の責任として支払われた。しかし、87年最高裁で認定患者らがカネミ倉庫と和解し国への訴えを取り下げたため、仮払金の国への返還が求められた。既に高齢化や生活苦などで使ってしまった人たちがいて、約17億円が未返済。2006年、議員立法などの措置で返済しなくても済む方向が模索されている。約1万4000人の被害届に対して、06年3月末で認定患者は1892人。

(篠崎悦子 ホームエコノミスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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