カノコユリ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カノコユリ
かのこゆり / 鹿子百合
[学]Lilium speciosum Thunb.

ユリ科の球根草。九州、四国に自生し、花色は桃、赤、白があり、花径10センチメートルくらい、花弁の内側に鹿の子模様の斑(ふ)が入り、弁は強く反転し、球状に開く。草丈150センチメートル。[坂本忠一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のカノコユリの言及

【甑島列島】より

…他に牛,豚の肥育も行われるが,特色あるのはユリ根の採取である。これは全島,特に中甑島に自生するカノコユリの根を採取,出荷するもので,欧米にまで送られる。また7月中旬から8月上旬までの開花期は見事な景観を示す。…

【ユリ(百合)】より

…北アメリカに25種,ヨーロッパに12種,アジアに59種あり,日本にはそのうち15種が数えられるが,とくに観賞価値の高いものが多く,世界的にユリの原産地として有名である。現在,一般に定着しているユリ属の分類法はウィルソンE.H.Wilsonの分類(1925)に基づくもので,花の形態によりテッポウユリ亜属Leucolirion(筒状花,横向き咲き,まれに下・斜め上・上向き咲き),ヤマユリ亜属Archelirion(漏斗状花,横向き咲き),スカシユリ亜属Pseudolirion(杯状花,上向き咲き),カノコユリ亜属Martagon(鐘状花,下向き咲き)の4亜属に分けられている。ユリ属の染色体数はオニユリ(三倍体)を除き,基本的にすべて二倍体で2n=24。…

※「カノコユリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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