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カバティーナ カバティーナ cavatina

翻訳|cavatina

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カバティーナ
カバティーナ
cavatina

18~19世紀のオペラオラトリオ中の,フレーズや歌詞の反復の少い,アリアよりも単純な形式による抒情的独唱曲。モーツァルトの『フィガロの結婚』にある3つのカバティーナが有名。 19世紀には器楽曲の名称としても用いられた。

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百科事典マイペディアの解説

カバティーナ

18−19世紀のオペラやオラトリオにおいて,アリアほど装飾的でなく,リート的な性格のものをさすのに用いられた言葉。器楽でも同じような性格のもの,たとえばベートーベン弦楽四重奏曲作品130(第13番)の第5楽章などはこの名称で呼ばれる

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大辞林 第三版の解説

カバティーナ【cavatina】

一八、九世紀のオペラやオラトリオで、アリアよりも単純な形式の独唱曲。
一九世紀のイタリア-オペラで、主な歌手が登場する際の技巧的なアリア。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カバティーナ
かばてぃーな
cavatinaイタリア語

18、19世紀のオペラやオラトリオ中の独唱曲。本来レチタティーボrecitativo(叙唱)から派生したため、アリアのような華やかな性格はなく、簡潔な表現を目ざしている。したがって、アリアに使われるダ・カーポ形式(A―B―Aの三部形式)や、はでなコロラトゥーラなどはあまりみられない。オラトリオではハイドンの『四季』に、オペラではモーツァルトの『フィガロの結婚』や、ウェーバーの『魔弾の射手』などにこの例がみられる。19世紀には、ベートーベンの弦楽四重奏曲第13番の第5楽章のように、歌謡的性格をもつ器楽曲にもこの名が使われた。[石多正男]

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世界大百科事典内のカバティーナの言及

【アリア】より

…19世紀に入ると,ワーグナーのように,ドラマの自然な流れを損なうとの立場からアリアを排撃する者も現れたが,イタリア風のオペラでは引き続きアリアが重要な役割を占め,アリアなしの名場面は考えることができない。ベルディの作品では,1曲のアリアは,カバティーナとよばれる抒情的な部分と,カバレッタとよばれる劇的に高潮した部分とから成ることが多い。20世紀の作品では,一般に音楽とドラマが密着し,音楽的表現が多元的となったのに伴って,アリアは以前ほど顕著な役割を占めていない。…

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