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叙唱 じょしょうpraefatio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

叙唱
じょしょう
praefatio

教会の名において祭式上の形式を唱える序をなす感謝祈祷で,かつては序誦と書いた。ミサ聖祭の典礼文の序としては奉納祈願ののち,前句 (心をこめて神を仰ぎ…) に始り三聖頌で終る。季節および祝日によって変化し,待降節,降誕,公現,四旬節,十字架,復活,昇天,聖体聖心,主たるキリスト,聖霊,聖母マリア,聖ヨセフ,使徒,死者などの叙唱がある。叙唱と典文はもとは一つの全体で oratioとか prexと呼ばれていたがのちに分れ,キプリアヌスが初めて叙唱の語を用い,グレゴリウスのサクラメンタリウムでは今日の意味で用いている。以前はいまよりも長かった。

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世界大百科事典内の叙唱の言及

【レチタティーボ】より

…1600年ころオペラの成立に伴って生まれた歌唱様式で,話し言葉を朗誦的・音楽的に強調した伴奏付独唱。レシタティーフともいい,叙唱と訳される。初期のレチタティーボはモノディとほぼ同一視されるが,ベネチア楽派に至って劇の展開や対話と,感情的表現部分を音楽的に区別するようになり,感情の高まりの部分にアリオーソariosoと呼ばれる短い旋律的音型が挿入され,それがアリアに展開したのに対し,劇の展開や対話はレチタティーボとして独立した。…

※「叙唱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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