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カール・ツァイス[会社] Carl Zeiss

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世界大百科事典 第2版の解説

カール・ツァイス[会社]【Carl Zeiss】

ドイツの精密・光学機器メーカー。高級一眼レフカメラコンタックス〉で有名。19世紀の半ばヨーロッパでは,顕微鏡が科学研究の手段として見直され,高性能な顕微鏡への需要が高まっていた。こうした状況下,C.ツァイス(1816‐88)によって1846年,イェーナにつくられた顕微鏡製作所がカール・ツァイス社の始まりである。66年,ツァイスはイェーナ大学の数学・物理学講師E.アッベを招いた。アッベは72年に光学計算による世界初の顕微鏡を完成するなど同社の技術水準を飛躍的に高めた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカール・ツァイス[会社]の言及

【イェーナ】より

…人口10万2000(1995)。カール・ツァイス(通称カール・ツァイス・イェーナ社)の顕微鏡,精密測定機具などのほか,高性能ガラス,薬品製造が盛ん。ヨハニス教会(11世紀),市庁舎(14世紀)のある旧市街と今に残る城壁の一部,ツァイス社を中心とする新市街がザーレ川の谷あいに調和よく町を形成している。…

【顕微鏡】より

…これは直ちに成果を生むことにはつながらなかったが,光学ガラスの研究と改良に見通しが与えられ,18世紀末(1791)に至ってオランダのビールドスナイダーF.Beeldsnijderによって色収差なしの複合レンズをもった高倍率の顕微鏡が初めて作られた。これは1830年代に入ってさらに改良され,46年にはカール・ツァイス社が設立されて,顕微鏡が商品として市場に現れるようになった。このころにはまた,解剖学の組織固定や染色の技術がとり入れられ,組織や細胞レベルの観察研究が飛躍的に発展しはじめ,細胞説(1838,39)の提唱を迎える素地をつくった。…

【ツァイス】より

…ワイマールの生れ。シュトゥットガルト,ベルリンなどの機械工場で修業をした後,1846年にイェーナに精密機械工場を設立し,後年のカール・ツァイス社の基礎を作った。イェーナ大学の植物学者M.J.シュライデンから求められ,顕微鏡を製作するようになり,弟子のレーバーの協力を得て,50年代には拡大率300倍の複式顕微鏡の製作を始めた。…

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