コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ガージー ガージー Gâzî

2件 の用語解説(ガージーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガージー
ガージー
Gâzî

アラビア語でガザー (聖戦) のために戦う人を意味する。オスマン帝国史上では,その草創期にビザンチン帝国領内の人々と交易し,ときには略奪を行なって,オスマン朝領土の拡大に功のあった戦士集団の頭領を意味する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ガージー【ghāzī】

アラビア語の原意は〈襲撃ghazwaする者〉。イスラム世界の辺境を防衛し,異教徒に対する襲撃に従事する人々は,〈信仰戦士〉の意味でガージーと呼ばれ,ある種の記章を有し,長上者に宣誓し,フトゥッワという神秘主義倫理規範に従うものとされ,その組織は都市のギルドに類似していた。辺境戦士の多くがトルコ族に占められた結果,事実上ガージーという称号は彼らに専用された。とくにアナトリア辺境では,残存するビザンティン領に対し,トルコ族のガージーたちは恒常的戦闘態勢にあった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のガージーの言及

【ダーニシュメンド朝】より

…11世紀末より12世紀後半まで小アジアのカッパドキアを支配したトルクメン系王朝。始祖ダーニシュメンド(?‐1104)以降歴代君主はガージー(イスラムの信仰戦士)として西欧十字軍勢力やビザンティン帝国と戦った。しかし,12世紀半ば王統が分裂し,1178年には最後に残ったアナトリア南東部マラティヤの町を統治していた王統が,ルーム・セルジューク朝のスルタン,クルチ・アルスラン2世に下って王朝は消滅した。…

※「ガージー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ガージーの関連キーワードアラビア湾アラブ人アラビア馬アラビア数字アラブアラビア糊アラビアンライトアラビストアラビアンロックハリール・ブン・アフマド

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ガージーの関連情報