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ガージー ガージーGâzî

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガージー
ガージー
Gâzî

アラビア語でガザー (聖戦) のために戦う人を意味する。オスマン帝国史上では,その草創期にビザンチン帝国領内の人々と交易し,ときには略奪を行なって,オスマン朝領土の拡大に功のあった戦士集団の頭領を意味する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガージー【ghāzī】

アラビア語の原意は〈襲撃ghazwaする者〉。イスラム世界の辺境を防衛し,異教徒に対する襲撃に従事する人々は,〈信仰戦士〉の意味でガージーと呼ばれ,ある種の記章を有し,長上者に宣誓し,フトゥッワという神秘主義倫理規範に従うものとされ,その組織は都市のギルドに類似していた。辺境戦士の多くがトルコ族に占められた結果,事実上ガージーという称号は彼らに専用された。とくにアナトリア辺境では,残存するビザンティン領に対し,トルコ族のガージーたちは恒常的戦闘態勢にあった。

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世界大百科事典内のガージーの言及

【ダーニシュメンド朝】より

…11世紀末より12世紀後半まで小アジアのカッパドキアを支配したトルクメン系王朝。始祖ダーニシュメンド(?‐1104)以降歴代君主はガージー(イスラムの信仰戦士)として西欧十字軍勢力やビザンティン帝国と戦った。しかし,12世紀半ば王統が分裂し,1178年には最後に残ったアナトリア南東部マラティヤの町を統治していた王統が,ルーム・セルジューク朝のスルタン,クルチ・アルスラン2世に下って王朝は消滅した。…

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