食の医学館 「キチン・キトサン」の解説
きちんきとさん【キチン・キトサン】
○栄養成分としての働き
キチン・キトサンは自然治癒力(ちゆりょく)を高めることで、さまざまな病気を予防し、症状を改善します。とくに制がん効果は顕著で、転移を防いだり病巣を縮小させたりした症例が多くあります。塩分中の塩素を腸管内で吸着し排出するので、高血圧を予防しますし、消化液の胆汁酸(たんじゅうさん)を排泄(はいせつ)することで、コレステロールの胆汁酸への転換を促進させ、コレステロール値を下げます。また小腸内で脂肪に結合し、脂肪の吸収を阻害するため肥満も防止します。食物繊維なので便秘(べんぴ)も解消します。
○注意すべきこと
アレルギー体質の人は、注意が必要です。