コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キッサン・サーペー キッサン・サーペー Khitsan Sarpay

2件 の用語解説(キッサン・サーペーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キッサン・サーペー
キッサン・サーペー
Khitsan Sarpay

キッサン文学。 1930年代,ビルマ (現ミャンマー) の文壇を風靡した新しい文学の潮流。「キッサン」は「時代の要請を探る」の意。王朝時代の文学作品がややもすれば虚飾に満ち冗長でさえあったのに対して,直截簡明を旨とし日常の身近かな事柄を率直に描く点が特徴といえる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キッサン・サーペー
きっさんさーぺー
Hkitsan Sape

1930年代初頭から40年代にかけてビルマ(現ミャンマー)文壇を風靡(ふうび)した文学の一潮流。イギリス領植民地時代の行政官ファーニバルJ. S. Furnivallの助言に基づき、1928年「ビルマ教育普及協会」が設立される。この協会設立をきっかけとして「キッサン・サーペー」(「時代の要請を探る文学」の意)が誕生したという。キッサン・サーペーは、西欧の教養を身につけた知識層による新しい文学の試みで、当初はビルマ文学の伝統を破壊するものとして手厳しい批判を受ける。しかし簡潔な文体とリアリズム手法は、しだいに人々の心をとらえた。この文学運動により、現代ビルマ(ミャンマー)文学の基礎が確立したといわれる。代表的作家に、テイッパン・マウン・ワTheippan Maung Wa(1899―1942)、テッカトウ・マウン・タン・シンTetkatto Maung Thant Sin(1905― )、ゾー・ジーZawgyi(1908―90)、クタKutha(1908―76)、ミン・トゥ・ウンMinthuwun(1909― )らがいる。[奥平龍二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

キッサン・サーペーの関連キーワードデッサンイギリスビルマ戦争おっさん喫茶譎詐ビルマの竪琴ビルマ猫ゑべっさんゲッサンビルマ種 (Burma)

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone