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キヤース qiyās

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キヤース
qiyās

預言者ムハンマドの死後,イスラム教団の内部に生じる新たな宗教法上の問題を解決するために採用された,イスラム法学上の4つの原則の一つである。キヤースとは類推という意味で,法学上のある問題に対して直接あてはめることのできる明文が,コーランスンナのなかに見出されない場合,それに類する事例から類推して当面の問題を解決することをいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のキヤースの言及

【裁判】より

…裁判官は紛争を解決するために,証言や証拠を集め,イスラム法(ハディースシャリーア)に基づいて事件に判決を下す。判決は,コーラン,イジュマー(合意)を根拠にして下され,これらを適用できない場合にはキヤースqiyās(類推)によって裁量した。重要あるいは困難な問題については,ムフティーに意見を求めることができた。…

※「キヤース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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