コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

法源 ほうげん Rechtsquelle; source of law

6件 の用語解説(法源の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法源
ほうげん
Rechtsquelle; source of law

きわめて多義的に用いられている概念であるが,一般的に法の存在形式を意味する。この意味では制定法判例法慣習法が法源であるが,さらに条理,学説,慣行などが法源となるかが争われている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ほう‐げん〔ハフ‐〕【法源】

法の淵源(えんげん)。成文法慣習法などの法の存在形式、神意・民意などの法の存在根拠、神・国家・君主・人民などの法を制定する力など。一般には、裁判などの根拠となりうる法形式をさす。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

法源【ほうげん】

法の根源。普通は法の表現形式または成立形式という意味で用いられ,制定法慣習法判例法等があげられる。裁判規範という意味では,前記3者のほか学説・条理等を含むかどうかの議論がある。
→関連項目ヘブライ法

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ほうげん【法源】

狭義においては,裁判官が裁判において準拠しうる基準すなわち法の存在形式と解される。この意味での法源を論ずる実益は,実定法の究極的淵源をたどるのではなく,端的に法がどのような形式で存在するかを確定しそれによって裁判活動をコントロール法的安定性と予測可能性を高めることにある。裁判官の裁判基準となりうる法としては,制定法,慣習法,判例法,自治的法規などがあげられる。これに対して,広義においては法源はこの意味のほかに,哲学的法源や歴史的法源の意味で用いられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ほうげん【法源】

法の淵源。成文法・不文法などの法の存在形式、神意・民意などの法の妥当根拠、神・国家・君主などの法を制定する力、また、法資料などをいう。一般には、存在形式をいうことが多い。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

法源
ほうげん
source of law

法や法的決定の根拠となりうる規範をさす。究極的法源として、神意や民族精神があげられることもあるが、通常は裁判や行政的決定の根拠となりうる法形式をいう。[長尾龍一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の法源の言及

【シャリーア】より

… シャリーアは神の命令の具体的体系的表現として絶対不変であるが,他方ではそれは人間が解釈したものとして歴史的であり,それが古典的な形で成立するまでには2世紀を要した。法解釈の方法論として,コーランを補うものとしてスンナイジュマー,キヤース(類推)が法源(ウスール)として確立したが,これらのいずれを重視し,どの範囲まで用いるかによって具体的解釈に違いが生じ,多くの学派が生まれた。今日では,ハナフィー派マーリク派シャーフィイー派ハンバル派の四法学派がいずれもスンナ派の公認学派として残っている。…

【成文法・不文法】より

…文字で書きあらわされ文書の形をとるものが法の存在形式=法源となるものを成文法という。これに対して不文法は法源のうち成文法以外のものをいう。…

※「法源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

法源の関連キーワード家事審判公判裁判官弾劾法陪席裁判官裁判官任命人民裁判個別意見混合裁判所職業裁判官連邦特許裁判所

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

法源の関連情報