デジタル大辞泉の解説 キョーガ‐こ【キョーガ湖】 《Lake Kyoga》ウガンダ中央部にある湖。ビクトリア湖から流出するビクトリアナイルの中流に位置し、アルバート湖に注ぐ。スイレン、カミガヤツリなどが生育し、浮島が点在する。キオガ湖。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 キョーガ湖きょーがこLake Kyoga 東アフリカ、ウガンダ中央部の湖沼地帯にある湖。西北西から東南東方向に細長く谷状を呈する。長さ230キロメートル、面積2280平方キロメートル、湖面高度は1033メートル。湖面高度が約100メートル高いビクトリア湖から流出するビクトリア・ナイル川の中流部で、北西部の地塊が緩く東方へ傾動することにより排水不良となって生じた湖の一つである。この付近は年降水量が1200~1400ミリメートルあり、湖面周辺はパピルス、スイレン、ヒツジグサなどが繁茂する。ビクトリア・ナイル川のキョーガ湖への入口にあるナマサガリと出口のマシンディ・ポートとの間は航行可能である。[堀 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例