コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

湖畔詩人 こはんしじんLake poets

翻訳|Lake poets

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湖畔詩人
こはんしじん
Lake poets

イギリスの湖水地方レークディストリクト)に住んだウィリアム・ワーズワス,サミュエル・テーラー・コールリッジ,ロバート・サウジーの 3詩人をいう。『エディンバラ・レビュー』The Edinburgh Reviewの 1817年8月号で,フランシス・ジェフリーが軽蔑的に用いたのが最初の例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こはんしじん【湖畔詩人】

Lake Poetsの訳語。19世紀初頭,イングランド北西部のレーク・ディストリクト(湖水地方)を活動舞台とした一群の詩人を指す。レーク・ディストリクトの自然は18世紀後半にその崇高美を広く知られるに至った。この地方で生を受け,青年時代の一時期を除き生涯の大半を過ごしたワーズワースの詩魂は,この地方の自然の崇高美によってはぐくまれた。彼の代表作の多くは,1799年末から1806年まで居を構えたグラースミアのダブ・コティッジで書かれた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

こはんしじん【湖畔詩人】

一九世紀初頭、イギリスで活躍したワーズワース・コールリッジ・サウジーらをいう。イングランドの湖水地方に居住し、自然の素朴さを愛好してそこに霊感を求め、瞑想的な詩を作った。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

湖畔詩人
こはんしじん
Lake Poets

イギリス19世紀初頭のロマン派詩人、ワーズワース、コールリッジ、サウジーに与えられた名称。イングランドの北西部カンブリアの湖水と山に恵まれた風光明媚(めいび)な地、いわゆる湖水地方に住み、友情に結ばれて詩作にふけった。中心的存在は、グラスミア湖周辺に住み、生涯この地の自然を歌い続けたワーズワースであり、コールリッジとの共著『叙情歌謡集』(1798)で、ヨーロッパ一円におこったロマン派復興運動の一翼を担った。3人ともそれぞれ詩風は違い、詩の一派とはいいがたい。[船戸英夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の湖畔詩人の言及

【ウィンダミア[湖]】より

…湖は中央部にある島によって南北にほぼ二分される。カンブリア山地を中心とするレーク・ディストリクト地方を代表する湖であり,その風景美はワーズワース,コールリジなどの湖畔詩人によってたたえられた。東岸にあるウィンダミア,ボーネスなどの町はリゾートの基地として知られる。…

※「湖畔詩人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

湖畔詩人の関連キーワードレーク・ディストリクトLake Poetsウィンダミア[湖]ダブ・コティッジレーク・ポエットレークスクールド・クインシーエディンバラカンブリア県

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android