キンメイチク(読み)きんめいちく

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キンメイチク
きんめいちく / 金明竹
[学]Phyllostachys bambusoides Sieb. et Zucc. cv. Castillonis

イネ科のタケササ類。マダケの突然変異によってできた変種。稈(かん)と枝が黄金(こがね)色で、芽(枝)のある側に縦の緑色の幅広い線があり、黄金色と緑色が節ごとに交互に下から上まで連なり美しい。葉に黄または白色の縦縞(たてじま)のあるものがある。昔から珍しい竹として知られ、園芸の古書にも図解されている。全国の5か所で天然記念物に指定されている。しかし、そのうちの群馬県渋川市赤城町津久田(あかぎまちつくだ)のものはキンメイチクとは異なり、緑色と黄金色が節ごとに交互に連なるギンメイチクである。[鈴木貞雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のキンメイチクの言及

【マダケ(真竹)】より

…主産地は福岡県八女郡。キンメイチク(金明竹)cv.Castillonisは,黄金色の稈に緑色のすじが,葉には白いすじがある。オウゴンチク(黄金竹)cv.Holochrysaは前者に似るが,稈も枝も全面が黄金色で,緑色の縦すじがない。…

※「キンメイチク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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