キンレンカ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キンレンカ
きんれんか / 金蓮花
[学]Tropaeolum majus L.

ノウゼンハレン科のつる性一年草。英名ナスターチウムnastertium。和名ノウゼンハレンともいう。メキシコ、ペルー、コロンビアなどの山地の冷涼地原産。茎は無毛で葉柄が絡まる性質をもち、葉は盾状円形。花は左右相称、萼(がく)、花弁ともに5枚で距(きょ)がある。園芸種に一重咲き、八重咲きがあり、花色は朱赤、桃、橙(だいだい)、黄、淡黄など。品種にグリーム系、ジュエル系など、斑(ふ)入り葉品種にアラスカがある。夏の暑さには弱いが、春、秋にはよく育ち、花数も多い。茎葉には香気と辛味があり、新芽はサラダや香辛料として利用できる。ヨーロッパでは球根性のT. tuberosum Ruiz et Pav.の塊根を野菜として利用する。[佐藤和規]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のキンレンカの言及

【ナスターチウム】より

…ふつう春まき一年草として花壇や鉢植えに栽培されるノウゼンハレン科の多年草(イラスト)。和名をノウゼンハレン,キンレンカ(金蓮花)という。原種はつる性で1~2mにのび,葉はハスの葉に似た楯状,蠟物質を敷き水をはじく。…

※「キンレンカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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