キーパンチャー

デジタル大辞泉 「キーパンチャー」の意味・読み・例文・類語

キーパンチャー(keypuncher)

穿孔機せんこうきコンピューターの入力カード紙テープに穴を開ける作業をする人。
コンピューター用のデータを、キーボードを使って入力する作業を行う人。

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精選版 日本国語大辞典 「キーパンチャー」の意味・読み・例文・類語

キー‐パンチャー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] keypuncher ) 電子計算機用の入力カードに穿孔(せんこう)機の鍵(けん)をたたいて穴をあける仕事をする人。
    1. [初出の実例]「このカードに孔をあける作業を行うのがキイ・パンチャーで」(出典:現代の科学(1957)〈祖父江寛〉五)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キーパンチャー」の意味・わかりやすい解説

キーパンチャー
きーぱんちゃー
key puncher

穿孔(せんこう)カードにデータをパンチする穿孔作業をする人、またその職業をいう。コンピュータへの情報の入力媒体が穿孔カードから磁気テープフロッピーディスクにかわり、オンライン端末から直接データを入力するケースや大量のデータ入力に文字読取り装置などが使われることが多くなったため、キーパンチャーの数は激減した。

[大野義夫]

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世界大百科事典(旧版)内のキーパンチャーの言及

【頸肩腕症候群】より

…長期間にわたって,一定の姿勢が強制されつつ,上肢を反復して過度に使用する労働で発生する職業性の健康障害。1960年代に,キーパンチャー,タイピストなどの打鍵作業に従事する労働者の間に多発したのが始まりで,以後,スーパーマーケットの会計機取扱いの労働者の間にも発生した。機械を使用しない職種でも,前かがみの姿勢で作業を続けたり,重量物を扱う場合,ベルトコンベヤ作業で作業密度の高い組立作業を行う場合や保母の労働など,上肢を過密な頻度で使用する作業でも発生している。…

※「キーパンチャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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