ギアナ宇宙センター(読み)ギアナウチュウセンター

デジタル大辞泉 「ギアナ宇宙センター」の意味・読み・例文・類語

ギアナ‐うちゅうセンター〔‐ウチウ‐〕【ギアナ宇宙センター】

Centre spatial guyanais南アメリカ北東部、フランス領ギアナにあるCNESクネスフランス国立宇宙研究センター)の宇宙ロケット発射基地。主にESAイーサ欧州宇宙機関)のアリアンロケットの打ち上げに利用される。東側大西洋が広がる低緯度に位置し、特に静止衛星の打ち上げに適する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギアナ宇宙センター」の意味・わかりやすい解説

ギアナ宇宙センター
ギアナうちゅうセンター
Guianan Space Centre

南アメリカのフランス領ギアナのクールーにあるヨーロッパ宇宙機関 ESAの打上げ基地。海に面し,北緯5°で赤道近い。 1970年より活動を開始し,アリアン・ロケットを使って人工衛星を打上げている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のギアナ宇宙センターの言及

【ロケット発射場】より

… クールー発射場(ESA)南アメリカのフランス領ギアナの海岸(北緯5.3゜,西経52.8゜)にある面積1000km2の発射場。別名ギアナ宇宙センター。当初フランスのディアマンロケットによる衛星打上げが行われていたが,現在はESA(イーザ)(欧州宇宙機構)によってアリアンロケットの発射が行われている。…

※「ギアナ宇宙センター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android