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クラリン クラリン Clarín

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クラリン
クラリン
Clarín

[生]1852.4.25. サモラ
[没]1901.6.13. オビエド
スペインの小説家,批評家。本名 Leopoldo Alas。自然主義と反教権主義を唱道する批評家として 19世紀末の文壇に君臨し,その辛辣な批評は国中から恐れられた。代表作『裁判官夫人』 La regenta (1884~85) は初老の裁判官と暮す若く美しい妻を主人公にした長編小説で,倦怠の日々をおくる彼女にふと訪れた不義への誘いと破滅を描きながら,閉ざされた社会に巣くう道徳や宗教の偽善を暴露したもので,スペインの自然主義文学で無視できない位置を占めている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内のクラリンの言及

【スペイン文学】より

…《国史挿話》という総合的題名のもとに19世紀スペインの歴史に題材を得た46巻におよぶ小説を,また《現代スペイン小説集》という総合的題名のもとに数多くの名作を書いて,スペイン社会がかかえている問題と人間を描いた彼の偉業はバルザックの《人間喜劇》を思わせるものである。なお19世紀も末になるとフランスの自然主義が移入され,E.パルド・バサン,クラリンClarín(1852‐1901),V.ブラスコ・イバーニェスらがすぐれた作品を残した。
【〈98年世代〉から〈27年世代〉へ】
 1898年の米西戦争の敗北で祖国が最後の植民地を失ったとき,スペインの後進性を痛感し,苦悩のうちに未来を模索した作家たちを〈98年世代〉と呼ぶが,その中心となったのは《生の悲劇的感情》で理性と信仰の葛藤を論じ,それをヨーロッパとスペインとの関係にまで広げたM.deウナムノ,古典文学の再評価を通してスペインの魂を探求したアソリン,スペイン文学史上最も完成された小説家のひとりに数えられるP.バローハ,詩集《カスティリャの野》で,荒涼としたカスティリャの風景の観照を通してスペイン(人)の本質をさぐったアントニオ・マチャードらである。…

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