グレート・オーストラリア湾(読み)ぐれーとおーすとらりあわん(英語表記)Great Australian Bight

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

グレート・オーストラリア湾
ぐれーとおーすとらりあわん
Great Australian Bight

オーストラリア大陸南岸、東経123度30分から135度30分(エア半島南端)に至る海域。1627年オランダ人ヌイツが航海し、1802年フリンダーズが調査して命名した。湾内のヌイツ諸島Nuyts Archipelagoは、『ガリバー旅行記』中の小人国位置モデルとされる。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア の解説

グレート・オーストラリア湾【グレートオーストラリアわん】

オーストラリア大陸南西岸の幅広い湾。東西966km。大部分は水深200m以内の大陸棚に当たり,インド洋一部をなす。沿岸良港はない。

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