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ケン化(鹼化) けんかsaponification

翻訳|saponification

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世界大百科事典 第2版の解説

けんか【ケン化(鹼化) saponification】

エステルをアルカリ溶液とともに加熱すると,加水分解されて脂肪酸の金属塩とアルコールを生ずる反応。たとえば脂肪酸エステルである油脂は,水酸化ナトリウム水溶液(苛性ソーダ水溶液)とともに加熱することにより,セッケンとグリセリンになる。これはセッケンの製法として,古くから工業的に用いられているもので,ケン化の名称もこれによる。現在の工業的な油脂の加水分解は,高温・高圧で水蒸気を加えるか,分解剤を用いる方法で脂肪酸とグリセリンを製造しており,セッケンも脂肪酸とアルカリ水溶液の中和によって製造されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内のケン化(鹼化)の言及

【エステル】より

…酸またはアルカリ触媒で加水分解すると相当するカルボン酸とアルコールを生成する。とくに,油脂や蠟を水酸化アルカリで加水分解しセッケンにする反応をケン(鹼)化という。
[製法]
 カルボン酸エステルの製法としては,(1)硫酸や塩化水素の触媒下にカルボン酸とアルコールまたはフェノールを縮合させる方法(フィッシャー法)や,カルボン酸とアルコールの混合物を300℃に加熱した酸化トリウムThO2触媒上を通過させる方法は工業的にも用いられ,最も一般的であるが,ほかにも実験室で用いられる方法としては下記のものがよく知られている。…

※「ケン化(鹼化)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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