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コショウソウ(胡椒草) コショウソウLepidium sativum; garden cress; pepper grass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コショウソウ(胡椒草)
コショウソウ
Lepidium sativum; garden cress; pepper grass

アブラナ科の一年草。高さ 40cmくらいになり,茎は基部で分枝する。葉は長さ3~4cm。花は小さい4弁の白花で4~5月頃に咲く。オランダガラシのような辛い味があり,欧米ではサラダ用の野菜として栽培し,また種子から食用油をとったこともある。帰化植物のマメグンバイナズナと同属で日本にも明治期に野菜として渡来した。根に辛みのある物質を含んでいるので,これを乾燥粉末とし「乾燥わさび粉」と称するワサビの代用品などとする。

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世界大百科事典 第2版の解説

コショウソウ【コショウソウ(胡椒草) cress】

アブラナ科の一年草。イランからヨーロッパ南部が原産で,ここからインド,シリアエジプトエチオピアに広がった。日本への最初の渡来は明らかでないが,明和初期ともいわれている。生長は早く,高さは30~60cmになる。下葉葉柄があって,羽状複葉であるが,上葉は葉柄がなく,上にいくほど線形の単純なものとなる。花は白色,種子は淡赤褐色で,いずれも小さい。品種は分化していない。気候,土質などをとくに選ばないので栽培は容易であり,周年栽培できる。

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