コタ(その他表記)Kota

デジタル大辞泉 「コタ」の意味・読み・例文・類語

コタ(Kota)

インドネシア首都ジャカルタの市街北部、ジャカルタ湾に面する一地区。オランダ領時代のバタビア中心地であり、17世紀前半に東インド会社拠点が置かれた。オールドジャカルタまたはオールドバタビアともよばれる。ファタヒラ広場周辺には、コロニアル様式の旧市庁舎や旧裁判所をはじめ、歴史的建造物が多く残っている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コタ」の意味・わかりやすい解説

コタ
Kota

インド北西部,ラージャスターン州南東部にある都市。コタ県の行政庁所在地。チャンバル川中流の右岸に沿い,標高 265mに位置する。 14世紀に建設され,1625年にコタ藩王国の首都となった城郭都市で,当時の王宮やその後造営された王宮ウミッドバワンがある。綿織物毛織物工業があり,塩,穀物集散地。チャンバル川上流 90kmには大規模なガンジーサーガル (ダム) がある。人口 53万 6444 (1991) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「コタ」の解説

コタ

正式社名「コタ株式会社」。英文社名「COTA CO., LTD.」。化学工業。昭和54年(1979)「小田製薬株式会社」設立。平成13年(2001)現在の社名に変更本社は京都府久世郡久御山町田井。化粧品製造会社。美容室向け頭髪用化粧品・医薬部外品の製造・販売を行う。販売とともに経営支援サービスも提供する「コンサルティングセールス」が特徴。東京証券取引所第2部上場。証券コード4923。

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世界大百科事典(旧版)内のコタの言及

【ジャカルタ】より

… 1619年以降,運河の開削,城壁,要塞,商館,住宅等の建設が繰り返し行われ,とくに1628年と29年にマタラム王スルタン・アグンがバタビアへの遠征に失敗してからは,町の拡大は著しく進んだ。町は運河に沿って南へ延びて現在のコタ地区が形成され,18世紀半ば以降はウェルテフレーデン地区(現在のジャカルタ中心部)に教会,広場,総督府,法学校,市庁舎が,また1877年から1917年にかけて東方のタンジュン・プリオクに新しい外港が建設された。さらに,南東方のメーステル・コルネリス地区(現在のジャティネガラ)に軍施設が設置されて町の外縁はいっそう拡大した。…

※「コタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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