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コミュニティ放送 こみゅにてぃほうそう

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

コミュニティ放送

コミュニティ放送とは、都道府県といった大きな枠組みでは対応しきれない、「地域密着型」の情報を提供する小規模なFM放送のこと。1992年の放送法改正によって制度化された。一般の放送局と違い、毎日放送する義務がないことが特徴。出力の上限が設けられ、当初は1Wまでしか放送できなかったが、95年には10W、99年には20Wまで上げられ、聴取環境も向上した。こうした規制緩和の流れの中、コミュニティ放送は増え続け、現在は200局程度になっている。さらに、最近はインターネット放送を使うなど、放送の仕方も多極化しつつある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コミュニティ放送
コミュニティほうそう

1992年郵政省(→総務省)が制度化した民間の超短波放送局(FM放送局)。FM放送の周波数帯を使用する放送で,原則として最大出力は 20W,放送範囲は半径数 kmで,市区町村内での受信を想定している。電波法の対象外の微弱な電波を使う小規模ないわゆるミニFM放送局と異なり,総務省の認可が必要。既存の都道府県単位の FM放送では行き届かない,地域に密着した情報を提供し,地域の活性化を目指す。1992年12月に北海道函館市で第1号が開局し,2015年9月現在,全国に 293局ある。(→放送

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コミュニティ放送
こみゅにてぃほうそう

80メガヘルツ前後で出力が20ワットまでの小さいローカルFM放送局。従来の県単位など広い地域を対象としたラジオでは扱えなかった市町村単位の限られた身近な地域のコミュニティの話題を取り上げ、自主番組が主体で地域の活性化に役だてようとするもの。免許制で、一般のFM放送局と同様に電波法と放送法の適用を受ける。電波法の適用外の微弱な電波を用いたいわゆるミニFM放送局(免許不要)とは別のものである。1992年(平成4)に1地域1局の制限のもと制度化されたが、2年後の1994年5月には複数局の設置が認められ、翌1995年には従来の出力1ワットではカバーできる地域が狭すぎるとして、10ワットに引き上げられ数キロメートルから数十キロメートルをカバーするようになった。さらに1999年に最大出力が20ワットに引き上げられ、対象地域も拡大した。
 1992年の開局第1号の北海道函館市の「FMいるか」以来、コミュニティ放送局は増え続け、2011年2月時点でエフエム豊橋(愛知県豊橋市)、エフエムむさしの(東京都武蔵野市)、ながのコミュニティ放送(長野市)、沖縄ラジオ(沖縄市)、さいき市民放送(大分県佐伯市)、まえばしCITYエフエム(前橋市)など全国に243局が開局されている。[岩田倫典]

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