化学辞典 第2版 「コレシストキニン」の解説
コレシストキニン
コレシストキニン
cholecystokinin
略号CCK.パンクレオザイミン(略号PZ)ともいう.十二指腸から分泌され,33個のアミノ酸からなるポリペプチドホルモン.分子量3919.膵臓からの消化酵素分泌促進作用を示す.C末端8個のペプチド(CCK-8)はCCKより活性が強く,0.02 μg/kg の静脈注射で十分な胆嚢収縮を示す.CCKは脳や末梢神経系にも存在し,睡眠や食欲に関係するといわれている.[CAS 9011-97-6]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報