コンス

百科事典マイペディア 「コンス」の意味・わかりやすい解説

コンス

古代エジプトの月神アモンムート息子としてテーベの三柱神群をなす。同神に献じられたカルナック神殿有名月球を戴く鷹頭の姿で表される。
→関連項目ルクソル神殿

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンス」の意味・わかりやすい解説

コンス(公司)
コンス
Gong-si

中国において,日本の会社に相当する語。いろいろな種類があるが,一般には株式会社をさし,比較的近代産業に属するものの企業形態をさしている。台湾では,無限公司 (合名会社) ,有限公司 (有限会社) ,両合公司 (合資会社) ,股ひん有限公司 (株式会社) ,股ひん両合公司 (株式合資会社) の5種類を会社法で定めていた。中華人民共和国では,解放前と内容は変化しているが,企業の名称として国営の輸出入企業を中国進出口公司などと呼んで残されている。

コンス
Khonsu

古代エジプトの神。アモンの息子。アモン,ムーとともにテーベ3神の一つで月の神。

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世界大百科事典(旧版)内のコンスの言及

【アメン】より

…とくに新王国時代はイクナートンの宗教改革による一時的な打撃はうけても,大帝国の守護神として勢威は絶頂を極め,ヘリオポリスの太陽神ラーと習合してアメン・ラーAmen‐Raとよばれ,創造神,〈神々の王〉とされた。ムート女神を妻,月神コンスKhonsを子とするテーベの三柱神を形成,本山のカルナック神殿は中王国時代以降プトレマイオス朝にいたる歴代諸王の増改築によってエジプト最大の神殿となる。図像では2枚の羽根を頂く男性もしくは牡羊頭の人物として表現される。…

【ムーダン】より

…降神巫は巫病による降神の体験をもつ者で,中北部地方のムーダンとパクスーがこれに当たる。守護神をまつる神堂を持ち,巫祭では激しい跳舞によってトランス状態に陥り,朝鮮語でコンスkongsuとよばれる神託を語る。全国に分布しているチョムジェンイもこのタイプに入る。…

※「コンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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